自分の人生をクッソ楽しんでやるという姿勢を忘れてはならない
よく、
「インドを訪れたら人生観は変わるのか変わらないのか議論」
みたいなのがありますが、僕自身、インドに来たことで少し人生観が変わった気がしてます。もっと正確に言うと、「インドで出会った人々と会話することで、人生観が変わった」というところですかね。
で、どのような人生観になったかについて結論を先取りします。
自分の人生をクッソ楽しんでやるという姿勢を忘れてはならず、その先に社会的な意義を設けよう
ということです。
特に、この「人生をクッソ楽しんでやるという姿勢」に関しては、僕自身にそれが無かったわけではありませんが、本気でそれを追及し続けてきたかと問われるとその答えはNOになります。それよりも、「社会をよくしたい」とか「誰かのためになりたい」とか社会的な意義を先行させて今まで生きてきた気がします。というか、自分が本気で楽しいと思える場所や瞬間が自分でもよく分からなかったから、とりあえず社会的な意義を設けることで日々働く意味がなくならないようにしていた、というのが正しいかもしれません。
でも、インドで出会った人々は違ってました。特に大学生。
まず、本気で自分が楽しいと感じる場所や瞬間を模索し続け、そして「これだ!」と思った場所や瞬間には一気に飛び込んでいく。この姿勢ってめちゃくちゃ大事だし純粋にすごいなーと思いました。
「いやいや、社会的な意義も大事だけど、まずは自分がクッソ楽しまないとダメでしょ。その延長線上に社会的な意義を設けようぜ。そっちの方が人生100倍楽いし、最終的に社会的な意義も達成できるでしょ?」
ま、実際にはこうは言われてないですが、彼ら彼女らからはこんなことを言われてるような気がして、ちょっと今までの自分に情けなさを感じました。
そして、インドにはこんなことを考えている大学生が多い気がしています。僕自身インド以外に長期滞在した国が無いので相対的な比較ではありませんが、そんな気がしています。なぜなら、インドという、他の国々と比べ、良い印象を持たれていなくどっちかというと劣悪な環境というレッテルまで貼られている国に、自ら飛び込んでくる学生(休学してまで来る学生も多い)は、
周りの人々とは異なる選択に可能性を感じ、そしてそれを楽しめる学生
が多いからです。
そういう人々との会話を通して多くの発見がある国、それがインドであり、僕はこの国がめちゃくちゃ好きだなーと改めて感じた次第であります。